Twitterのアカウント削除の手順と注意すべき4つのポイント
Twitterのアカウント削除手順や、実質的な一時休止状態にする方法を解説します。それに併せてTwitterのアカウントやツイート管理で注意したい点も解説しています。
Twitterは常に多くの最新情報が流れているため、自分が興味のある分野についての情報を検索するには非常に便利なツールです。また、Twitterは気軽に呟くことができるうえに、同じ趣味を持っている人達とつながりやすいというメリットもあります。
しかしユーザーの中には、アカウントを知られると困る人にバレてしまうなどといったプライバシーの問題や、他のユーザーとの関係が悪化するなどの人間関係の問題を抱えているために、アカウントの削除を検討している方もいるかと思います。
このような方々のために、Twitterアカウントの削除手順や、アカウント削除の際に注意すべきポイントについて解説します。
1.Twitterのアカウント削除と一時休止の方法
Twitterをやめることを検討している方がとれる手段として、アカウントを削除する方法があります。また、アカウントを削除することを迷っており、今は一時休止に留めておきたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
以上のことを踏まえて、Twitterのアカウントを削除した後はどうなるのかといったことや、一時休止はできるのかといったことについて解説します。
1-1.Twitterアカウントの削除をするとどうなる?
Twitterのアカウントは、パソコンとスマートフォンの両方から削除することが可能です。アカウントを削除すると、次に挙げる情報が全て削除されるとともに、ユーザー名やアカウント名で検索をかけても表示されなくなります。
- 今までのツイート
- 今までの「いいね」
- ダイレクトメッセージ
- フォロー
- フォロワー
ただし、アカウントの削除作業を完了したらすぐに全て消えるわけではありません。他のアカウントから見えなくなるまでに1週間程度の時間を要する場合があるとされています。
また、次項にもある通り30日間はデータそのものは保存されますので、ログインすると再び削除処理したアカウントが復活してしまいます。
1-2.Twitterアカウントの一時休止はできる?
Twitterは基本的に、アカウントを一時休止する機能は搭載していません。しかし、アカウントは削除してから30日以内であれば復旧することができ、過去のツイートや「いいね」などの情報も復活するので、これを応用して実質的な一時休止の状態にすることは可能です。また、他のユーザーにアクセスして欲しくないけれど削除はしたくない場合は、鍵アカウントにする方法もあります。
ただし、鍵アカウントは既存のフォロワーにはツイートが見えてしまうので、見て欲しくないフォロワーはブロックする必要があります。
アカウントの削除を利用した一時休止のメリットは全てのTwitterユーザーが情報を見られなくすることであり、鍵アカウントのメリットはツイートを見せる相手を限定できることです。
これらの選択肢から自分にとってメリットが大きいと感じる方法を採用して、いったんTwitterから離れると良いでしょう。
2.Twitterアカウントの具体的な削除方法
パソコンとスマートフォンそれぞれの削除方法について、手順を紹介していきます。
2-1.スマートフォンでTwitterアカウントを削除する方法
始めに、スマートフォンからTwitterアカウントを削除する方法をご紹介します。
手順①
Twitterのプロフィール画像をタップし、「設定とプライバシー」をタップした後、「アカウント」に進みます。
手順②
画面下部にある「アカウントを削除」をタップし、注意書きの下にある「アカウント削除」をタップします。
手順③
パスワード入力欄にパスワードを入力し、「アカウント削除」をタップすれば、アカウント削除の手続きは完了です。
2-2.パソコンでTwitterアカウントを削除する方法
パソコンでTwitterアカウントを削除する時は、次の手順を踏むことになります。
手順①
画面左側の「もっと見る」をクリックし、「設定とプライバシー」、「アカウント」の順に進みます。
手順②
画面の最下部に表示される「アカウント削除」をクリックし、表示された注意書きの下にある「アカウント削除」をクリックします。
手順③
最後にパスワードを入力して「アカウント削除」をクリックすれば、アカウント削除の手続きは完了です。
2-3.アカウントを復活させる方法
アカウントを削除したけれど同じアカウントで再開したい場合や、アカウント削除を利用して一時休止をする場合は、退会手続きを行ってから30日以内に、電話番号かメールアドレス、またはユーザー名のいずれか1つとパスワードを使ってログインすれば、アカウントを復活させることができます。ただし30日間の猶予期間を過ぎてしまうとアカウントが完全に削除されてしまい、復活は不可能になってしまうので、くれぐれも注意してください。
アカウント復活直後はフォロー数やフォロワー数などが正常に表示されないケースがありますが、ほとんどの場合は24時間以内に正しく表示されるようになります。もし数日たっても正常に表示されない時は、Twitterの運営側に問い合わせる必要があります。
3.Twitterアカウント削除における4つの注意点
Twitterのアカウントを削除する際には、いくつか注意しておくべきポイントがあります。後になって「しまった!」ということがないように、事前によく確認しておくことを推奨します。
3-1.アプリをアンインストールしてもアカウントは残る
Twitterアプリをスマートフォンからアンインストールしても、アカウントそのものは残っているため、他のユーザーからは今まで通り情報が見られる状態となっています。これは思いのほか多くのユーザーが勘違いしていることですが、アカウントは退会手続きを行わない限り削除することはできないため、注意が必要です。
3-2.削除してから30日以内はアカウントが残っている
アカウントの退会手続きが完了したとしても、それから30日以内はアカウントが残っています。そのため、いつもの癖や、気になってしまうことでついログインしてしまうと、削除したアカウントが復活してしまいます。
これは、アカウントを一時休止したい方にとってはメリットですが、完全に削除したい方にとってはデメリットになり得るので注意する必要があります。
3-3.使わないアカウントは削除する
アカウントは放置しておくと、今までのツイートなどが他のユーザーに丸見えの状態で残っていることから、記述内容によっては個人情報が洩れる可能性や、スクリーンショットを取られてしまう可能性があります。
そのため、再びログインする予定がない場合や、他のユーザーに見られたら困る情報がある場合など、使わないアカウントは削除しておいた方が無難です。
3-4.過去のツイートが100%消えるとは限らない
アカウントの削除が完了したとしても、過去のツイートが100%消えるとは限りません。ツイートをスクリーンショットで撮られていた場合や、ツイログというブログ形式でツイートを表示するサービスを利用していた場合は、アカウントを削除したとしても過去のツイートが残ってしまうケースがあります。
以上のことから、Twitterを利用するうえでセキュリティ的に最も有効な方法は、ツイートを投稿する前にワンクッションを置き、本当にツイートして大丈夫かどうかを冷静に判断することです。
また、ツイートの内容をチェックする時に、写真や動画に個人情報が特定されるような情報が写り込んでいないかチェックすることを推奨します。
4.まとめ
Twitterは自分が欲しい情報を検索したり、自分自身が情報発信をするには便利なツールですが、情報が溢れすぎて疲れてしまったり、人間関係など諸々の理由でアカウントの削除を検討している方は大勢いるかと思います。
もし、あなたも先に述べたようなTwitter疲れを感じているのなら、この記事を参考にしてアカウントの削除や一時休止をうまく利用して、リフレッシュを図ってみてください。
※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。
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