Twitterの引継ぎに失敗しないための準備と引継ぎ方法を解説

スマホの機種変更などによってお使いのTwitterを引継ぎたい方のために、必要な準備と具体的な引継ぎ方法を解説しています。AndroidとiPhoneの両方に対応しています。

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Twitterは情報をいち早くキャッチする検索ツールや、情報発信ツールとして使用するなど、私達の日常生活に欠かせないものとなっています。そのためiPhoneやAndroidなどスマートフォンの機種変更をする際に、アカウントを問題なく無事に引継ぎたいと思われている方は多いと思います。

Twitterはスマートフォンの機種変更をしたとしても、アカウントを作り直す必要はありません。ただし、引継ぎに必要な情報の不足や手順を踏まなかったために、ログインできないなどのトラブルが発生し、引継ぎに失敗してしまうケースもあります。

そこで、Twitterの引継ぎで困ることのないように、正常に引継ぎするために必要な情報や機種変更に伴って電話番号が変わる場合の注意事項、具体的な引継ぎ方法について解説します。

※当記事ではAndroid版のTwitterで解説していますが、iOS(iPhone)版も流れは同じです。

1.Twitterの引継ぎに必須の情報

Twitterのアカウント情報は、Twitter社が管理しています。そのため、AndroidやiPhoneなどのスマートフォンを機種変更する場合でも以下に解説する情報をもとに準備をしておけば、新しいスマートフォンへ簡単に引継ぎができ、以前と変わらない状態で使用することができます。

1-1.Twitterの引継ぎにはパスワードが必須

Twitterアプリは最初にログインすれば後は自動的にログインできるため、それに慣れてしまい多くの方がパスワードを忘れてしまうようですが、アカウントの引継ぎにはパスワードが必須です。
パスワードは新しい機種でログインする時に再設定することもできますが、機種変更の前にパスワードを再設定して控えておいた方が無難です。

1-2.Twitterのメールアドレス、電話番号、ユーザー名の確認

Twitterはパスワードに加えて、メールアドレスか電話番号、ユーザー名のうちどれか1つの情報があれば引継ぎができます。
これらの情報はTwitterアプリのメニューから「設定とプライバシー」を選択します。

次に「アカウント」を選択すれば確認できます。

2.機種変更で電話番号が変わる場合の注意事項

機種変更の際に電話番号が変わる場合は、電話番号が変わらない場合と同じ方法で引継ぎすると失敗するケースが多々あります。
Twitterアカウントの引継ぎができずに困ることのないように、以下に解説する注意事項をしっかり確認して準備しましょう。

2-1.パスワードの事前確認

Twitterのパスワードを再設定すると、再設定用のリンクがメールアドレスや電話番号宛てのSMSに届くので、そこから変更の手続きを行います。しかし機種変更の際に、電話番号の変更やキャリアの乗り換えでメールアドレスが変わった場合、Twitterに古い電話番号やメールアドレスを登録しているとSMSが届かないため、パスワードの再設定ができません。

このような状況でパスワードが分からないうえに再設定もできないとなると、Twitterにログインできなくなってしまいます。従って、機種変更する前には必ずパスワードを確認しておきましょう。パスワードを忘れてしまっている場合は、再設定して必ず控えておくようにしましょう。

2-2.2要素認証設定の事前確認

2要素認証を設定していると機種変更に伴って電話番号が変わった時に、SMSに送られたログインコードが確認できなくなります。そのため、以下に解説する2つの対策のうちどちらかを実行しておきましょう。

2-2-1.ログイン認証をオフにしておく

ログイン認証をオフにしておく手順を解説 します。

手順①
Twitterを開いたら「設定とプライバシー」を選択し、「アカウント」を選択します。

手順②
「アカウント」画面にある「セキュリティ」を選択したら「2要素認証」を選択します。

手順③
Androidは2要素認証において、テキストメッセージや認証アプリ、セキュリティキーのいずれかに入れている選択を外すと「オフにしますか?」が表示されるので、「オフにする」を選択します。

iPhoneも「2要素認証」をオフにすることで、一時的にログイン認証をオフにすることが可能です。

2-2-2.バックアップコードを取得しておく

ログイン認証をオンにしたまま引継ぎをしたい場合は、以下の手順を踏んでバックアップコードを取得しておきましょう。

手順①
「アカウント」画面にある「セキュリティ」を選択し、「2要素認証(iPhoneの場合はログイン認証)」を選択したら、ページ下部にある「他の方法」の「バックアップコード」を選択します。

手順②
バックアップコードが表示されるので、忘れないように控えておきましょう。
バックアップコードはスクリーンショットで保存しておくこともできますが、機種変更の際に確認できなくなる可能性があるので、紙など別のものにメモをしておく方が安全です。

3.Twitterの引継ぎ方法

ここからは、Twitterの引継ぎ手順を解説します。

3-1.2要素認証を認証していない場合のTwitterの引継ぎ方法

最初に、2要素認証を設定していない場合の引継ぎ方法を解説します。

手順①
引継ぎたいこれから使用するスマートフォンにTwitterアプリをインストールして起動させ、ログイン画面を表示します。画面下部に「アカウントをお持ちの方はログインしてください」と表記されているので、その文中にある「ログイン」を選択します。

手順②
電話番号かメールアドレス、ユーザー名のいずれか1つとパスワードを入力し、「ログイン」を選択します。これで、Twitterの引継ぎは完了です。

3-2. 2要素認証を認証している場合のTwitterの引継ぎ方法

2要素認証をオンにしている場合は、SMSでログインコードが送られてきます。その時のTwitter引継ぎ手順を解説。

手順①
「2要素認証を認証していない場合のTwitterの引継ぎ方法」の手順②までを行って、Twitterにログインします。

手順②
Twitterに登録している電話番号やメールアドレス宛にSMSにログインコードが送られてくるので、ログインコードを入力して「ログイン」を選択します。

以上の手順を踏むことで、以前と同じようにTwitterが利用できます。

3-3.バックアップコードを利用したTwitterの引継ぎ方法

2要素認証を設定した状態でSMSからログインコードを受け取れない場合は、バックアップコードを利用して引継ぎを行います。

手順①
「2要素認証を認証していない場合のTwitterの引継ぎ方法」の手順②までを行って、Twitterにログインします。

手順②
「ショートメールを使ってログイン」画面が表示されたら、ページ下部にある「別の方法の2要素認証を選択してください(または「別の認証方法を選択」)」を選択します。

手順③
認証方法の選択画面で「バックアップコード」を選択したら「バックアップコードを入力してください。」画面が表示されるので、控えておいたバックアップコードを入力して「ログイン」を選択します。

以上の手順を踏むことで、今まで通りにTwitterを使用できます。

3-4.複数のTwitterアカウントの引継ぎ方法

複数のTwitterアカウントを利用している方のために、全てのアカウントを引継ぐ方法を解説します。

手順①
Twitterアプリで画面左上のサムネイルを選択したら、アカウント名隣の「v」のアイコン(iPhoneは3つの点が横並びになっているアイコン)を選択します。

手順②
「新しいアカウントを作成」と「作成済みのアカウントを使う」が表示されるので、「作成済みのアカウントを使う」を選択します。

「Twitterにログイン」画面が表示されるので、別のアカウントの電話番号やパスワードなどのログイン情報を入力します。

以上で、複数アカウントの引継ぎは完了です。

4.まとめ

Twitterはユーザー名やパスワードのログイン情報さえ入力すれば、簡単に引継ぎができます。しかし、機種変更の際の電話番号やメールアドレスの変更によってパスワードが再設定できないといったことや、2要素認証のSMSが受け取れないなど手順を誤るとログインが困難になるケースが発生します。

事前の準備をしっかりしておけばこれらのトラブルは防止できるので、本記事で解説した準備と引継ぎ方法をご参照いただき、今まで通り快適にTwitterを利用できるように役立ててください。

※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。

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