LINEの通知をオフにしたい方へ、状況に合わせた対処法4選
こちらの都合に関係なく頻繁に鳴ってしまうこともあるLINEの通知をオフにする方法を、状況別に4パターン解説します。
LINEは相手と気軽に連絡がとれるだけでなく、新着メッセージや、LINEゲームやLINEニュースなど連動しているアプリからのお知らせを、アプリを開かなくても通知してくれる便利な機能を持っています。
しかし、グループ内のメッセージが盛り上がっている時や、連動アプリを多く利用しているために頻繁に通知が鳴って煩わしいと思われた経験もあるのではないでしょうか?
実はそのような時のために、LINEには状況に合わせて通知をオフにできる機能が備わっていることをご存知でしょうか?頻繁に鳴るLINEの通知によるストレスを軽減するために、状況に合わせてオフにする方法をお教えします。
1.LINEに搭載されている相手からの通知を制限する4つの機能
LINEの通知が頻繁に鳴るのをなんとかしたいと考えていても、機能が多いために通知オフや非表示など、どれを使えば良いか分からない方が多くいらっしゃいます。そのような方のために、LINEに搭載されている通知を制限する4つの機能について解説します。
1-1.通知オフ機能
LINEの通知オフ機能を設定すれば、設定した相手のメッセージやLINEニュースなどの連動したアプリの通知が来なくなります。通知が来ないだけでLINEを開けばメッセージが届いていることが分かりますし、相手に通知をオフにしたことを知られることはありません。
1-2.非表示機能
非表示は、自分のスマートフォンから相手のアカウントを見えなくする機能です。非表示にした相手のアカウントは友達一覧やトーク一覧から見えなくなりますが、これはあくまで自分のスマートフォンだけのことであり、相手には自分のアカウントが見えています。
また、トークを非表示にするとトーク一覧から見えなくすることができますが、相手からメッセージが届いたら再表示されるうえに、通知も来ます。
1-3.ブロック機能
ブロック機能を利用すると、ブロックしたアカウントは友達一覧に表示されなくなります。さらに、メッセージの履歴は残りますが、メッセージのやり取りはお互いできなくなります。
1-4.削除機能
削除とは、相手の情報を自分のスマートフォンから削除する機能であり、メッセージの履歴だけでなく、ブロックリストや非表示リストにも相手の名前は残りません。また、相手のアカウントにブロックや非表示を適用していた場合、削除してしまうとそれらの設定を解除できなくなります。
つまり削除は、LINE上での相手との関係を断ちたい時に行う手段だといえます。
1-5.通知を止めたいだけなら「通知オフ機能」で十分
LINEのアカウントが知られたくない相手に知られてしまったり、関係が悪化して連絡を取りたくないなどの問題は特になく、ただ通知を止めたいだけなら「通知オフ機能」だけで十分だといえます。また、ブロックや削除は相手に知られる可能性があるため、相手と良好な関係を続けたいのなら極力使用しない方が無難です。
2.LINEの通知をオフにする手順4パターン
LINEの通知をオフにする方法は、通知をオフにしたい範囲によって異なり、4つのパターンがあります。次に4つのパターン別に通知をオフにする手順を解説するので、状況に合わせて使い分けてください。
2-1.LINEの通知をオフにできる範囲
LINEの通知をオフにできる範囲は、次の4つのパターンがあります。
- メッセージや、LINEゲームやLINEニュースといった関連アプリなど、全てのお知らせを通知する全通知
- 友達やグループごとのメッセージを通知する個別通知
- LINEゲームやLINEニュースなどのLINE連動アプリの通知
- 全ての通知の一時停止
この4つのパターンの通知範囲はそれぞれオフにする手順が異なるので、1つずつ解説していきます。
2-2.「全通知」をオフにする手順
会議中や人と会っている時間などはLINEの通知が邪魔になる時があります。そういった時は新着メッセージだけでなく、LINE連携アプリも含む全通知をオフにする機能が使えます。
Android手順①
画面右上の歯車マークをタップして「設定」画面を開き、「通知」画面に進みます。
Android手順②
「通知」のチェックボックスを外す、もしくはオンの状態をオフに切り替えることで、全ての通知をオフにする手順は完了です。
iOS手順①
「ホーム」タブ画面左上の歯車マークをタップして「設定」画面を開き、「通知」画面に進みます。
iOS手順②
「通知」タブを、オンの状態からオフに切り替えることで、全ての通知をオフにする手順は完了です。
2-3.「個別通知」をオフにする手順
仕事や勉強に集中したい時などに、特定のグループのやり取りが盛り上がって頻繁に通知が鳴り、目の前のことに集中できずに困ってしまうケースがあります。そういった時は、個別のトークやグループの個別通知をオフにする機能が使えます。
通知をオフにするだけでトークはそのまま反映されるので、特に心配することなく必要な時に使うことができます。それでは次に、個別通知をオフにする手順を解説します。
Android手順①
通知をオフにしたい個別のトークやグループを開き、右上にある「V」アイコンをタップしてメニューを表示します。
Android手順②
表示したメニューの「通知オフ」をタップすれば、このトークの通知をオフにすることができます。
これで、個別通知をオフにする手順は完了です。
iOS手順①
通知をオフにしたい個別のトークやグループを開き、右上にある「≡」アイコンをタップしてメニューを表示します。
iOS手順②
表示したメニューの「通知」をタップすれば、このトークの通知をオフにすることができます。
これで、個別通知をオフにする手順は完了です。
2-4.「LINE連動アプリの通知」をオフにする手順
LINEにはLINEゲームにLINEニュース、LINEマンガなど連動しているアプリが多く、利用しているアプリが多いほど通知が頻繁に鳴るようになります。
利用頻度が高い場合や、興味のある分野のアプリであれば通知が鳴っても気にならないかもしれませんが、不要なアプリの場合は通知が煩わしく思う時もあるでしょう。
このようにLINE連動アプリの通知を止めたい時には、次に解説するアプリごとに通知をオフにする手順が使えます。
Android手順①
「設定」画面の「通知」をタップし、「通知」画面の下にある「連動アプリ」をタップします。
Android手順②
LINEと連動しているアプリの一覧が表示されたら、通知をオフにしたいアプリを選んでチェックボックスを外す、もしくはオンの状態をオフにします。
これで、LINE連動アプリの通知をオフにする手順は完了です。
iOS手順①
「設定」画面の「通知」をタップし、「通知」画面の下にある「連動アプリ」をタップします。
iOS手順②
LINEと連動しているアプリの一覧が表示されたら、通知をオフにしたいアプリを選択。「通知を受信」の項目をオフにします。
これで、LINE連動アプリの通知をオフにする手順は完了です。
2-5.通知を一時的にオフにする手順
会議や授業中、睡眠中などその時だけ通知をオフにしたい場合は、メッセージやLINE連動アプリからの通知を一時的にオフにする機能が便利です。ただし、通知の一時停止で選べる項目は「1時間停止」と「午前8時まで停止」の2つだけであり、細かい設定はできない仕様になっています。
それでも、指定時間が過ぎれば通知オフの設定は自動解除されるようになっているので、通知をオフにしたことを忘れても安心して使用できるメリットがあります。
それでは次に、通知を一時的にオフにする手順を解説します。
Android手順①
「通知」画面にある「一時停止」をタップします。
Android手順②
「一時停止」画面において、「1時間停止」か「午前8時まで停止」のどちらかをタップします。これで、通知を一時的にオフにする手順は完了です。
iOS手順①
「通知」画面にある「一時停止」をタップします。
iOS手順②
「一時停止」画面において、「1時間停止」か「午前8時まで停止」のどちらかをタップします。これで、通知を一時的にオフにする手順は完了です。
3.LINEの通知オフにおいて気を付けたいポイント
LINEの通知をオフにしたいと考えていても、通知をオフしたことを相手に知られるかもしれないなどといった不安を抱えている方もいらっしゃいます。
そこで、LINEの通知オフ機能を使ううえで気になるポイントや、気を付けたいことを次に解説します。
3-1.通知をオフにしたことは相手には知られない
LINEの通知をオフにするうえで一番心配されていることが、通知をオフにしたことを相手に知られるのではないかといったことです。
LINEの通知をオフにする機能はあくまでも、メッセージや連携アプリからのお知らせなどが届いたことをあなたのLINEに通知しないというだけであり、相手のLINEの通知や表示に影響を与えるものではありません。
従って、相手にあなたが誰の通知をオフにしたかなどといったことを知られる心配はないといえます。
3-2.通知オフは自動解除されない
通知を一時停止する以外の通知オフ機能は、基本的に自動解除されることはありません。そのため、通知をオフにしたことを忘れてしまうと、相手からのメッセージ読まない状態が続いてしまう可能性があります。
このような状態になることを避けたい場合は、指定した時間を過ぎると自動で通知オフが解除される通知の一時停止を使うことを推奨します。
3-3.通知が煩わしい時は迷わず通知をオフにする
先ほども申し上げた通り、相手に通知をオフにしたことが知られることはないので、頻繁に鳴る通知にストレスを感じる時や、今は通知を受け取りたくないと思う時は迷わず通知をオフにしても問題ないといえます。
たとえ通知をオフにしたとしても、その間にかかってきた電話やメッセージは不在扱いとして記録が残っているので、後から対応すれば良いでしょう。
4.まとめ
今回ご紹介した4つのLINEの通知をオフにする手順は覚えておけば、一時的に通知をオフにしたい時や特定のLINE連携アプリの通知をオフにしたい時など、状況に合わせて使い分けることができるので便利です。
通知をオフにしたことは相手に知られることはないうえに、全ての通知オフ機能は解除することが可能なので、頻繁に鳴る通知にストレスを感じている方は、ぜひ実践してみてください。
※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。
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